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沖縄県の、名護市辺野古から東方の沿岸部に、米軍海兵隊の双ローター式新型輸送機MV−22オスプレイが「不時着・大破」したのは、東京新聞の記事によれば、3日前の12月13日午後9時半ごろです。
「不時着か。墜落か」で、現在もめている(?)のは言うまでもありません。
沖縄はもちろん、本土でも、オスプレイ配備に反対している人々は、この事故を契機に、より一層、反対運動を強めるものと思います。
しかしながら、いくら反対運動を行っても、結果的に、ほとんど、あるいは、まったく効果がないと、思えてなりません。
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結論から言えば、在日米軍は、いまだに「敵国である日本に対する占領軍」だからです。
太平洋戦争の戦勝国として、敵国(敗戦国)である日本を「占領・支配」するために、当時の日本に、「占領軍として、強引に押しかけてきた」のが、在日米軍の「本来の姿(元々の姿)」です。
日本が占領された事実を、日本国民の目から少しでも隠すために(ごまかすために)、日本政府や日本のマスコミは、当時、米軍に対して「占領軍」と表現せず、ことさら「進駐軍」と、すりかえ表現をしていました。
現在でも、その方針が、まったく変わっていないのは、言うまでもありません。
それはさておき、日本は、米国をはじめ連合国に対して「無条件降伏」をしたので、日本に対する占領軍である米軍から「どんな目に遭わされても」、結果的に「文句は言えません」。
米軍の「言いなり」になるしかありません。
しかしながら、昭和26年(1951年)9月8日に、米国をはじめ連合国と日本は「対日講和条約」を締結しました。
これによって、米国など連合国との「戦争が終結」しました。
日本と米国は、敵同士ではなく、対等の、いわば「仲間同士」に戻ったわけです。
したがって、本来ならば、「占領軍である米軍」は、その役目を終えたので、日本の占領を終了させて、米国に完全撤退するのが当然です。
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ところが、日本と米国は「裏で結託し、米軍による日本の占領」を、意識的に継続させました。
それが、「対日講和条約」締結と同じ日に、締結した「日米安保条約」です。
日米安保条約は、完全な「不平等条約」です。
米国が、軍事面を通じて、一方的に「日本を支配する」ための条約です。
そのため、本来ならば、完全撤退するべき米軍が、これ以降、今日まで、「『でかい面(つら)をして』日本に居座っています」。
本来ならば、完全な「不法占拠」です。
その後、「日米地位協定」、さらには、安保条約や地位協定の上位に存在する「日米間の密約」などによって、米国が、軍事に限らず、政治であれ、外交であれ、経済であれ、完全に「日本を支配」しています。
換言すれば、講和条約が存在する現在でも、その裏側で、いまだに米国の「対日占領政策が続いている」と言うことです。
「既存の記事」で、その点について、簡単ながら述べました。
『日本は米国の「奴隷」であり、米国は日本の「支配者・ご主人様」』
2015年12月04日
http://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2015/12/04/7935313
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オスプレイに関しては、例えば、以下の通りです。
◎ どの基地に配備するか。
◎ どのような飛行をするか(訓練も含む)。
◎ いつ飛行するか(昼間、夜間、深夜等々)。
◎ 何機配備するか。