常識を大幅に超越する「精神世界」の理解には「三つの箱」が必要
2015-12-29


[カテゴリ: 精神世界>その他]

<当記事の要点>

・「精神世界」は常識から大幅にかけ離れており、「常識的な人々」には理解できない。
・初心者が理解する有力な手法が、「三つの箱」。
・理解できたと思っても、理解が進むと、かえって逆の判断が生じる場合がある。
・その時、「柔軟な対応」がぜひとも必要。
・柔軟な対応をしないと「ガチガチの石頭人間に陥る」。
・「謀略」などの「常識から大幅にかけ離れた世界」を理解する時にも役立つ。


<記事本文>

「精神世界」は、常識から大幅にかけ離れているので、「常識的な人々」には、どうしても理解してもらえません。

それどころか、「頭のいかれた人物」と思われてしまいます。
まさに、これが現実です。

私自身、昭和54年に母親が亡くなるまでは、「常識的な人間」でした。
(この時、すでに父親は亡くなっていました)。

母親の他界をきっかけに、「死後の世界はあるのか?」 「魂(たましい)は実在するのか?」
「本当のところを知りたい」と思うようになりました。

「死後の世界」であれ、「魂」であれ、実在しないなら「実在しない」でよい。
逆に、実在するならば「実在する」と、どちらでもよいから、「本当の真実」を明確に知りたいと切望しました。

ところが、いくら頭で考えても、これらの「答え」が分るはずもありません。

しかし、それからしばらくして、東京・神田(正しくは御茶ノ水)の書店で、1冊の本に出会いました。
著者は、東京・調布の「電気通信大学」を定年退官された、電子工学の権威と言われている関英男・元教授です。

それがきっかけとなり、精神世界をまじめに探究している「日本サイ科学会」に入会しました。
会長が、上記の関先生でした。

「サイ」は、動物のサイではなく、ギリシャ文字の「サイ(Ψ)」です。
「超常現象」を「サイ現象」と呼ぶので、この名称となりました。
入会当初は、「日本PS学会」の名称でした。

入会して間もないころは、「初心者」そのものなので、一時、心配になりました。
「こんな、常識外れの話を、真実と思って大丈夫なのか?」
「自分の頭が、おかしくならないか?」
ほんの一時期ですが、本当に心配しました。

だからというわけではありませんが、「常識から大幅にかけ離れている」精神世界を理解するためには、「三つの箱」を用意するのが、ぜひとも必要です。

第1の箱: 「とにかく入れておく箱」
第2の箱: 「一応、分った箱」
第3の箱: 「分らない箱」

この「三つの箱」を、自分の頭の中でも、心の中でも、どこでも良いから「用意します」。

そして、精神世界に関する話を聞いたら、あるいは本で読むなりしたら、正しい、正しくない、信用できる、信用できない、…… 等々、判断せずに、「取りあえず、第1の箱(とにかく入れておく箱)にすべて放り込み」ます。

その上で、「これは真実だ」、あるいは「真実かもしれない」と思えるようになったら、改めて、「第2の箱(一応、分った箱)」に、移し替えます。

逆に、これは「ウソだろう」、あるいは「信用できない」と思えるようになったら、「第3の箱(分らない箱)」に、移し替えます。

こうやって、新たな話に接するたびに、まずは、「第1の箱」に放り込み、それなりに判断がついたら、「第2の箱」、あるいは「第3の箱」に移し替えます。


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