「東京オリンピック」を中止して、アテネ開催に「固定」すべき
2015-12-31


[カテゴリ: 社会問題>その他]

<当記事の要点>

・今さらオリンピック中止を言い出しても、「時間切れ」なのは言うまでもない。
・しかし、当ブログ開設は、今月なので、時間切れを承知の上で、発言せざるを得ない。
・以前、「開催地は毎回、オリンピック発祥地アテネで行うべき」との意見を見かけた。
・この方式ならば、さまざまな利点がある。
・「欠点」も少なくないので、「猛反対」も起こり得る。
・ギリシャの経済状況を懸念する場合でも、その対応策がある。
・今度の東京オリンピック実施は、「日本国民のため」ではない。
・日本政府や東京都など、実施する側の「私利私欲が目的」である。
・それもまた、「地球が地獄の星」だからである。


<記事本文>

今ごろになって、「2020年の東京オリンピック・パラリンピック中止」を言い出しても、完全な「時間切れ」なのは、明らかです。

しかしながら、当ブログを開設したのが今月なので、時間切れを承知の上で、発言しないではいられません。

何カ月か前の新聞・投書欄で、「オリンピックの開催地を毎回変えずに、オリンピック発祥の地である、ギリシャ(アテネ)で行うべき」との意見を見かけました。

「言われてみれば、なるほど」と思いました。

開催地をアテネに固定すれば、いろいろな利点が得られます。

例えば、毎回、競技施設を新設や改築などする必要がなく、費用も時間も節約できます。
開催地の「争奪戦」も不要となります。
開催できなかった国々が、悔しい思いをする必要もありません。
選手にとっても、ファンにとっても「目指せ。アテネ」を合言葉に、意欲をかき立てることができます。
高校野球では、「目指せ。甲子園」と、日本中の「球児」たちが、練習に励んでいるはずです。

一方、欠点もあります。

その典型が、「関係者が『ボロもうけできない』」ことです。
毎回、自国に開催地を引き込もうと、「争奪戦」を展開し、決定権を持つ者たちに対して「さまざまな接待」を行っているはずです。
「接待を受ける側」にとって、「非常においしい」出来事です。
その「利権」を失わないように、「猛反対」するのは、目に見えています。

そもそも、オリンピックは、競技場で選手たちが試合をするための「イベント」です。
開催地をめぐって、「争奪戦」を演じるための「イベント」ではありません。
オリンピックだからといって、それを「当然視する」必要性は、どこにもありません。

なお、ギリシャの経済状況が非常に厳しいので、毎回アテネで行うのは、安心できないとの懸念も生じます。
その場合、定期開催地として、どこかふさわしい場所を、きちんと検討し、決定すればすむことです。
あるいは、世界各国が支援金を少しずつ出し合って、もし必要ならば毎回、アテネを応援する方法もあります。
それでも、開催地を毎回変えることによる、膨大(ぼうだい)な出費に比べれば、一国あたりの負担額は、はるかに少ないはずです。

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2020年の東京オリンピックを、日本政府や東京都が行う目的は、日本国民のためでも、東京都民のためでもありません。

あくまでも素人考えに過ぎませんが、彼らの目的は、以下のとおりと思います。

(目的1)東日本大震災の「被災地救援や復興」を、合法的に公然と妨害、遅延させる。

(目的2)「巨大な税金の無駄遣い」を公然と行う。

(目的3)

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