(図5)「非常ボタン」設置場所の様子
「図5」で、非常ボタンの左側が「歩行者通路」、右側が「車両通路」です。
踏切を渡る手前、左方向に、八丁畷 《はっちょうなわて》 駅(中央口)があります。
(図6)踏切の全体状況(東側)
「図6」は、踏切の東側(正しくは東南側)から見た様子です。
中央に車両通路があり、左右に「歩行者通路」が、それぞれあります。
遮断機も、それぞれ別々にあります。
左端が、「八丁畷 《はっちょうなわて》 駅(中央口)」です。
上記「図3〜5」の非常ボタンは、この「図6」で、左側「歩行者通路」のすぐ右手側に位置しています。
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線路内の人を助ける時は、すぐに「非常ボタン」を押すよう、鉄道会社が言明しています。
『非常ボタンの重要性』
<JR西日本>
[URL]
一部を引用します。
(引用A)
※ 読みやすくするため、一部、原文にない改行を加えています。
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警報機が鳴り始めてから約30秒、遮断棒が降りてから約15秒で列車がやってきます。
また列車は非常ブレーキを使っても、約600メートル近くは止まれません。
直接救助に向かうのは危険ですので、絶対におやめ下さい。
非常ボタンを押して、なるべく早く列車の運転士にお知らせいただきますよう、よろしくお願いします。
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(引用A、以上)
『電車から命を守れる!?踏切の「非常停止ボタン」の正しい使い方』
<BrandNewS>
http://brandnew-s.com/2017/04/20/fumikiri/
一部を引用します。
(引用B)
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今回は、現役車掌さんから注意喚起された、非常停止ボタンの正しい使い方についてご紹介します。
(中略)
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これが踏切の非常停止ボタンです。
踏切の中に人や車が取り残されていて列車と衝突する怖れがあるときは迷わず押して下さい。
強く押すと『ごつん』という感触がします。
できたら押した人は立ち去らずに「私が押しました」と鉄道係員に伝えて頂けると助かります。
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(中略)
踏切の非常停止ボタンを押すことで、差し迫る電車の運転手さんに、
緊急事態であることを知らせることができるのです。
この非常停止ボタンは、ほとんどの踏切に設置されています。
(中略)
人命救助の場合、電車を止めようと停止ボタンを押しても、責任問題に発展することはありません。
踏切に取り残されている人を見かけたら、誰でも動揺するでしょう。
「自分が助けなきゃ」と救助に向かう勇気より、
「非常停止ボタン押さなきゃ」というボタンを押す勇気の方が、よっぽど大切です。