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東京新聞の記事に、以下の記述があります。
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
(引用A)(東京新聞・2月8日・夕刊)
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佐賀県神埼市の住宅に陸上自衛隊のAH64D型戦闘ヘリコプターが墜落、炎上した事故で、陸自は八日、現場の住宅から四枚の羽をつなぐメインローター(主回転翼)ヘッドを回収した。
(中略)
陸自は七日から住宅敷地内にある機体の回収作業を本格的に開始。
八日朝にメインローターヘッドを重機でつり上げ、回収した。
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(引用A、以上)
「引用A」 を見ると、「図1」 の写真に写っている 「メイン・ローター・ヘッド」 は、墜落した住宅の敷地内、あるいは建物内にあったと解釈できます。
この住宅が全焼するほどの火災により、「メイン・ローター・ヘッド」 が激しく焼損し、「図1」 の通り、全体が完全に劣化した可能性も、あり得ます。
しかしながら、それでも、釈然としません。
「図1」 を見る限り、「激しい炎で焼かれた」 との印象は、まったく受けません。
前述の通り、「長年にわたって屋外に放置し、雨ざらしになっていたので、激しく劣化した」 と思えてなりません。
または、「それと似たような状況に、長年おかれた」 としか思えません。
「たった3日間」 しか経っていないにしては、「劣化の度合いが、激しすぎる」 としか思えません。
あまりにも不自然です。
とても、納得できません。
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この 「メイン・ローター・ヘッド」 は、新品ではなく、「中古品だ」 と、自衛隊は主張しています。
東京新聞の記事を引用します。
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
(引用B)(東京新聞・2月15日・朝刊)
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陸上自衛隊は十四日、佐賀県神埼市の住宅に墜落したAH64D型戦闘ヘリコプターに関し、事故前に交換したメインローター(主回転翼)の主要部品 「メインローターヘッド」 が新品ではなく、中古品だったと訂正した。
山崎幸二陸上幕僚長は八日の定例記者会見で 「新品だと報告を受けている」 と説明していた。
(中略)
陸自によると、部品の交換には中古品を使用することもある。
事故前に替えたヘッドは二〇〇六年九月から一〇年四月まで陸自の別の機体で使用。
軸受け部分がすり減ってがたつきが生じ、製造元の米ボーイング側が修理した。
陸自は今年一月十八日から二月四日にかけて事故機を定期整備し、このヘッドも期間中に交換していた。
山崎陸幕長が発言した翌日には、担当課が新品ではないと確認したが、陸自は 「完全に正確な情報をということで、メーカーや保管していた部署に問い合わせて時間がかかった」 と釈明した。
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