「図6」 の 「左右方向」 は、説明のための概念図 (イメージ) に過ぎません。形状・寸法、いずれも具体的な意味はありません。
(注3) (注1〜2) は、いずれも、次の 「図7」 にも当てはまります。
■ 発言19
この 「図6」 を見れば、一目瞭然 《いちもくりょうぜん》 明らかです。
本来ならば、「図6」 の左側に示す通り、「板厚が8ミリ」 必要です。
それに対して右側、「3.3ミリ削った」 後の板厚が、「4.7ミリ」 しかありません。
とんでもない 「削りすぎ」 です。
「ほんのちょっと削りすぎたミス」 ではありません。
ミスとは、とても呼べる代物 《しろもの》 ではありません。
意識的に、「わざと削った」 と言えます。
意識的に、「わざと削りすぎた」 と言えます。
溶接の際に、寸法微調節のために、削っていたら、「削りすぎてしまった」 とは、とても言えません。
そのような主張 (説明) を行っている 「JR西日本、川崎重工業」 は、「意識的にウソをついている」 としか、言いようがありません。
(図7) 台車枠の過剰な切削量、本来の 「切削許容範囲」 の比較
(出典: 自分で作成)
「図7」 は、見ての通り、「川崎重工業」 の社内規定である、作業現場での 「許容切削範囲0.5ミリ未満」 を、図の左側に示しました。
この 「図7」 では、作図の都合で、「0.5ミリちょうど」 のところに 「外形を示す線」 を引いてあります。
許容切削範囲は 「0.5ミリ未満」 なので、実際の切削量は 「0.5ミリよりも内側 (少ない)」 でなければいけません。