(図1) 「異常な皇居上空飛行」 を伝える新聞記事
(出典: 『東京新聞』 H30 / 2018-10-11 朝刊1ページ)
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さらに、11月10日の 「報道記事」 を、「図2」 に掲げます。
(図2) 「異常な皇居上空飛行」 の原因を伝える新聞記事
(出典: 『東京新聞』 H30 / 2018-11-10 朝刊1ページ)
「図2」 の新聞記事を見ると、「パイロットの操作ミスが主な原因」 と報じています。
しかし、これは、とても納得できるものではありません。
以下、「図2の記事」 を引用します。
「記事本文」 を、念のため 「全文引用」 します。
※ 読みやすくするため、「原文にはない改行」 を加えています。
(引用A) (『東京新聞』 H30 / 2018-11-10 朝刊1ページ)
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羽田発パリ行きのエールフランス293便が先月、規則に違反して皇居上空など都心を低空飛行した問題で、誤った経路を飛んだのはパイロットの操作ミスだったことが、国土交通省への取材で分かった。
エールフランス社は八日、同省に 「経路選択機能のスイッチを入れるのをパイロットが怠ったことが原因」 などとする報告書を提出した。
航空機のプログラムには複数の飛行経路があらかじめ入力されている。
パイロットは天候や管制の指示に応じ、離陸前に一つを選んでコックピット内のスイッチを押して反映させる。
自動操縦であれば機体は自動的に入力経路を飛び、手動ならディスプレーに正しい経路が表示される。
国土交通省航空局によると、同便のパイロットは先月八日深夜、羽田空港を離陸前に、このスイッチを押すのを失念。
本来は、機長と副操縦士が、必要な作業に漏れがないかを確認し合う必要があるが、していなかった。
エ社は 「時間の制約があった」 と同省に説明している。
パイロットは離陸後もしばらく、正しい経路から外れていることに気付かなかった。
日本政府が飛行ルールをまとめた 「航空路誌」 をパイロット向けに社内で編集した際に、都心上空を避ける記載が伝わりにくくなっていたという。
エ社は同省に、マニュアルを改訂し研修を行うと伝えた。
同省は、仏航空当局に監督を求め、羽田空港に就航する全航空会社に注意喚起する。
エ社への処分は行わない方針。 (皆川剛)
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(引用A、以上)
引用した、この報道記事を見ると、明らかに不自然です。
「引用A」 で、以下の部分を、再度引用します。